2012年7月15日日曜日

タンク戦の基礎講座 - その1

サーバーでプレイして下さっている方々の動きを見ていますと、
とにかくタンクが苦手な方が多いんだなと実感させられます。
偶然何とかなったという場面が多く、ベターでもベストでもないんですね。
こうすればこうなる、という因果関係を理解すれば、タンク戦はより楽しめます。

そこで今回は、タンク戦でもっと上手く立ち回る方法を覚えて貰おうと
解説と共に動画で知識を紹介していこうと思います。ちなみに、
ブログ記事を読んでから動画を見ることをお勧めします

第一回「タンクのターゲット決定と岩避け」


高画質版 (YouTube上で画面拡大をお勧めします)

岩投げに対する岩避けの方法は大別して5つあります。
(1)岩が届かない距離まで後退して避ける(距離避け
(2)タンクとの間に遮蔽物を挟み、遮蔽物に当てて避ける(遮蔽避け
(3)タンクの岩の軌道をコントロールして避ける(誘導避け
(4)飛んでくる岩を破壊する(岩落とし
(5)岩投げモーション自体を解除する(岩投げ解除

当サーバーで頻繁に使う必要があるのは(2)と(3)なんですが、
なぜ(1)(4)(5)ではダメなのか、説明しておきます。

まず(1)の距離避けがダメな理由。
当サーバーではタンクの岩投げ距離が上昇しているのに加え、
岩の速度自体も上昇している為、開ける距離を考えると実用的とは言い難い。
また、タンクのターゲットを取り合う必要のある状況では、
タンクへの接近中に不意に自分の方に岩投げしてくる場面があり、
そういった際の回避方法として使えない為です。

次に(4)(5)がダメな理由。
岩落としは、タンクが岩を放ってから一定時間経過しないと
岩の当たり判定が発生しない為、それまでの間は撃ち落とすことが出来ません。
そこに上記の岩の設定を考え合わせると、やはり実用的ではない避け方です。
岩投げ解除は、具体的にはプロパンやブーマー等の爆発に巻き込む必要があり、
そのような条件が整っている場面は限られている為、現実的ではありません。

次に、(2)(3)の解説です。

遮蔽避けを使う利点としては、距離に関係なく避けることが出来る点があります。
また、タンクからの死角として使うこともできるため、
近い距離であるにも関わらず、岩投げ後のターゲットを回避し易くなる点があります。
タンクは視界に入っている中で最短距離にいるプレイヤーを標的にします。
ターゲットを受け続けると、クリアリングできていないエリアへ不本意にマップを
進めてしまう場合があり、そうなると特殊感染者の発生をも招きます。
また逆に、それ以上逃げられない場所にまで追い詰められる場合もあります。
それらを避ける為にターゲットをある程度の所で切る必要があり、その役に立ちます。
ただし、確実にターゲットを切るには味方の協力が必須です。

誘導避けはやり方を知らない人も多いですが、最重要技術の一つです。
利点として、かなりタンクとの距離が近くても避けられることに加えて、
遮蔽物がない所でも岩を回避することが出来る点が挙げられます。

まず前提知識として、タンクが岩投げするベクトルを決定する方法について。
岩を投げる前の1秒程度の間に、標的の移動方向と速度と距離が割り出され、
岩が着弾する際に移動しているであろう地点に向かって、岩は投げられます。
要は岩投げは正確な偏差射撃なので、岩の届く範囲で方向を変えず移動していると、
岩が移動先へ真っ直ぐ飛んできて、確実にヒットします。
ではどうすれば避けられるのか?
答え。割り出された方向と真逆の方向へ、更に直前に移動方向を切り返せばいい
タイミングを学習する必要はありますが、慣れてくるとタンクの岩投げの方向を
コントロールできるようにまでなってしまいます。
当然ですが、タンクの投げる動作を見ておかないと、避けるのは非常に困難です。
岩投げ中は、タンクから逃げる時間でなく、岩を避ける時間なのだと認識して下さい。

これら2つの避け方を実際に動画で見て、覚えて頂ければと思います。

ちなみに動画でも少し触れていますが、
タンクのターゲット変更は次のような場合に起こります。
  • タンクが岩投げを行う直前
  • タンクが岩投げを行った後
  • タンクが段差を登るモーションを行った後
  • タンクが誰かをダウンさせた後
  • タンクに対し誰かが密着近くまで接近(進路妨害)した際
  • 岩投げ発動距離の視界内に他の味方がいる状態で、視界を数秒以上逃れた場合
  • 等々(他にもあった気がしますが思い出せないので割愛)
これらの際に、タンクの視界(後方含む)に入っているプレイヤーで、
タンクが移動する際に最短距離の人物へ、ターゲットが移るわけです。

まずこれらを身体で覚えるまで練習してみて下さい。
まるでタンク戦の楽しさが変わりますので。

2012年7月6日金曜日

構想期から1周年

サーバー仕様を模索し始めた頃から、およそ1年が経とうとしています。
今更ですが、-Halms Coop-のブログを作成しました。

国内には多くのサーバーが公開されていますが、
自分の好みに厳密に合うサーバーがなかった為に、
誰より自分が楽しめるサーバーをと思い作成したのが
当サーバーの原型となったサーバーでした。

現在に至るまで、プラグインは採用しては却下を何度も繰り返し、
細かい設定値に関しても微細に調整し、入念な設定にしてきました。

結果として現在のサーバーがあるわけですが、ここまで来れたことは、
日頃から共に遊んで下さっていた親しい仲間の声に依るものが大きいです。
そも安定して3~4人の人数で遊べなければ調整できないですし、
また、サーバー仕様をしっかり理解した人間でなければ、
サーバー調整に関して真っ当な意見を言えるわけもない一方、
そうした仲間は通常のサーバー管理者は得られないからです。

また、サーバー仕様を理解した人間同士でのCOOPでなければ、
そのサーバーの真の楽しさを味わうこともまた出来ません。
仕様に関して理解の深い仲間とやるCOOPは、無類の面白さなんです。
彼ら彼女らのお陰で自分はここまで楽しくやってこれた、と言えるでしょう。

願わくば、当サーバーでプレイして下さっている多くのプレイヤーの方が
私が味わっている楽しさに限りなく近い楽しさを感じて下さればと思います。

これからも-Halms Coop-をどうぞよろしくお願いします。

2012年7月5日木曜日

-Halms Coop-[Ex.Expert]

ここは-HalmsCoop-[Ex.Expert]のブログです。
主な稼働時間は、平日22時半~翌3時前後,休日は不定。

サーバーの方向性としては、
  1. デフォルトのゲーム感覚を大切に
  2. プレイヤーが団結すればクリアできる範囲の難度に設定
  3. 多少時間をかけても、タンクとは銃器でガチで戦いたい
  4. 更なる爽快さがほしいから、感染者とラッシュを増量
  5. 特殊感染者を無理ゲーにならない範囲で強化
  6. バランスを取るために生存者側の要素も強化
結局は一人二人じゃクリアは難しいという玄人向け設定ですが、
鬼畜過ぎない範囲で入念に調整を行っています。
動くべき時、籠もるべき時、誘うべき時、戦うべき時、
これらを正確に判断できれば、驚くほど爽快なサーバーに感じるでしょう。

団結して協力し合いながら遊べるサーバーを望む方々に、
癒やしを提供できるようなサーバーを目指しています。

また、基本に忠実であればクリアできるサーバーですので、
デフォルトのエキスパートを普通にクリアできるようになった人が
更なる高みを目指す際に、上達の足がかりともなることでしょう。

サーバー仕様ページに上達へのコツを散りばめてありますので、
セーフルーム内やゲーム中でない時間にじっくり読むことをお勧めします。