公式で公開してくれているnutファイル以外にも、開いてみたくなるnucファイルが出てくると思います。
これをどうすれば手軽に中が見られるnutファイルに変換できるのか、その方法を紹介します。
コマンドプロンプトが苦手な人向けの解説です。慣れてる人はここを見るまでもないでしょうから。
まずどうしたらいいのか、ググってみて恐らく誰もが行き着くであろう場所はここ。
なるほど下記のような記述があります。
Decrypting NUC filesつまり、L4D2のNUCファイルはICEを使って「SDhfi878」のキーで暗号化されているので、
.nuc files are ICE encrypted .nut files. The encryption key is SDhfi878. You can use VICE to decode them.
VICEというツールで同じキーを使えば暗号化を解除できますよ、という事ですね。
(なお、L4D2以外のゲームの暗号化キーに関しては、ここを参照して下さい。)
VICEはSteamをインストールしている方なら下記の場所に入っています。
steam\steamapps\ユーザー名\sourcesdk\bin\source2009\bin\vice3.exe
このSteam付属版も使えるのですが、私はスタンドアローン版のVICE3を使っています。
スタンドアローン版はここから、ページ下のOndra's PlaygroundをクリックでDLできます。
以下、このスタンドアローン版を「E:\vice3」に解凍したものとして使い方を説明します。
便宜上、ここでは変換したいNUCファイルを「c8m5_finale.nuc」としておきます。
- 変換したいnucファイル(c8m5_finale.nuc)をvice3が入っているフォルダに入れる。
- コマンドプロンプトを起動する。
- 「C:\Users\Admin>」のような状態から、「cd/d E:\vice3」と入力しエンター。
- 「E:\vice3>」の状態から、「vice3.exe -d -k SDhfi878 c8m5_finale.nuc」と入力しエンター。
- 「Handled file: .\c8m5_finale.nuc successfully.」と表示されたら成功。
- E:\vice3フォルダの中に「c8m5_finale.ctx」というファイルが生成されているので、拡張子を.ctxから.nutに直で変更します。
- c8m5_finale.nutの出来上がり。
0 件のコメント:
コメントを投稿